年齢別ボーイ・ミーツ・ガールな映画3撰

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ボーイがガールに出会う時、そこにはいつもほろ苦さや甘い切なさがあります。
そんな誰しもが一度は経験したことのある、世界が恋心一色になるときめきを描いたボーイ・ミーツ・ガールな映画を年齢別に3本ご紹介します。

20代のボーイ・ミーツ・ガール映画「(500)日のサマー」

(500)日のサマー [Blu-ray]

ある日、トムは(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は秘書として入社してきたキュートなサマー(ズーイ・デシャネル)に一目惚れ。しかし、トムは運命の恋を夢見る男性、一方サマーは真実の愛なんて信じない女性でした・・・。まったく正反対の二人の500日の恋の行方は?片思いと両想いの間に果てしなく広がるグレーゾーンを描いた斬新でビター&スウィートなラブストーリー。

タイトル:「(500)日のサマー」
2010年1月9日(土)TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
公式サイト: http://video.foxjapan.com/library/searchlight/?top_post=500-days-of-summer

500 Days Of Summer [Import anglais]

主人公トムを演じているのは、映画「ダークナイト・ライジング」「ザ・ウォーク」などのジョセフ・ゴードン=レヴィット。トムだけでなく観客の誰をも魅了するキュートなヒロイン・サマーをズーイ・デシャネルが演じています。トムの妹をクロエ・グレース・モレッツが演じているのも、見逃せません。監督は“私のお気に入り”の監督にもよく名前が挙がり、本作で本格ブレイクしたマーク・ウェブ。

500 Days Of Summer

男性目線から見た普遍的な男女の始まりから終わりまでの500日を描いた映画「(500)日のサマー」。500日を交錯して見せることで、新しい恋にはしゃぐ様とすれ違っていく様を同時に見せられるので、そのほろ苦さったら、もう泣けてくるほどです。要は、「運命の恋を信じる。」と言い切るトムの周りが見えないサマーへの想いと「真実の愛なんてない。」と言い切るサマーのその場その場を楽しみたいスタンスの違いを、「恋は盲目」でトムが見ないようにしていた結果と、3つのing(feeling、timing、happening)のズレが原因のどこにでもある恋のひとつなのです。しかし、本作は見せ方が抜群に上手く、恋するトムがとてもキュートで、彼と一緒に恋の喜怒哀楽を存分に味わえるところが、“現代ボーイ・ミーツ・ガール映画の決定版”として多く支持されている所以なのでしょう。一見、自由奔放に見えるサマーも、ただ自分のその時の感情に従っている現実主義者なだけで、天真爛漫でユーモアもあって、頭もキレるので、トムが夢中になるのも納得です。恋は楽しい時間よりも相手を想い切なくて苦しい時間が多いけれどやめられない、高級なビターチョコレートのようなものだと改めて突きつけられるとともに、それでもやっぱりハッピーだった頃のIKEAデートがしたくなる作品です。

10代後半のボーイ・ミーツ・ガール映画「パーティで女の子に話しかけるには」

【映画パンフレット】パーティで女の子に話しかけるには

1977年のロンドン郊外を舞台に、パンクロックの内気な少年エン(アレックス・シャープ)とエンがパーティで出会った宇宙人の少女ザンとの種族を超えたラブストーリー映画「パーティで女の子に話しかけるには」。恋に落ちたはいいが、48時間で故郷の星に連れ戻されてしまうというザンとエンの「大人の決めたルールになんか従わない!」という覚悟の逃避行が始まります。70年代後半のイギリスでは、ロックに飽きた若者たちがサブカルとして流行っていたパンクロックに移行する真っ最中で、本作でも、セックス・ピストルズ、ラモーンズ、ザ・クラッシュなど、アラフィフ以上の人には青春時代の、若い世代の人には、逆に新しい音楽が二人の恋を盛り上げます。

Between the Breaths

主人公エンを演じているのは、史上最年少でトニー賞主演男優賞を獲得し、日本での映画公開は初めてとなる期待の俳優アレックス・シャープ。異星人エンには、ソフィア・コッポラ監督の映画「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」など話題作が控え、多くの監督が今一番撮りたい若手女優に名を上げるエル・ファニング。監督は映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェルです。

ボーイ・ミーツ・ガール映画が成功するかどうかは、観客がヒロインに恋することができるかどうかに懸かっています。本作は、ミッチェル監督が「ザンは、初めてムービースターとしてのエル・ファニングの力量を、余すことなく見せられた役だと自負している。」と語るように、エルがとにかくキュート!反抗的にガンを飛ばしたと思ったら、歌い、顔をクシャクシャにして笑い、コロコロ表情を変え、エンを翻弄する姿は、観客をも惹きつけて離しません。スタンリー・キューブリックのような色鮮やかで異様な異星人描写と大音量のパンクロックとエルの魅力が、絶妙なバランスで成り立っている不思議な作品です。いわゆる普通のボーイ・ミーツ・ガール映画ではなく、パンクロック、ラブ、SF、アクションなど色々な要素を詰め込んだ最高にエキセントリックでエモーショナルな“パンクボーイ・ミーツ・宇宙ガール”映画です。

タイトル:「パーティで女の子に話しかけるには」
2017年12月1日(金)新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
配給:ギャガ
公式サイト:http://gaga.ne.jp/girlsatparties/

12歳のボーイ・ミーツ・ガール映画「はじまりのボーイミーツガール」

Le cœur en braille (Bande originale du film)

勉強が苦手な落ちこぼれ男子のヴィクトール(ジャン=スタン・デュ・パック)が恋するマリー(アリックス・ヴァイヨ)はクラスの優等生。クラスの秀才で美形のロマンですら相手にしないマリーに話しかけることもできないヴィクトールでしたが、近ごろはマリーの方から急接近をしてきて、変な感じ。家に招待され、プロのチェリストになる夢を打ち明けられたヴィクトールは舞い上がりますが、誰も知らないマリーの秘密を知ってしまいます。その秘密を守るためにマリーに利用されていたことに気付くヴィクトールですが、マリーの夢に対する情熱に動かされ、彼女を助けることを決意します。アムールの国フランスの人々が夢中になった小さな恋の物語が、キュートなときめきを巻き起こす!思春期の入り口に立つ少年たちのユーモアとエスプリのきいた12歳版「(500)日のサマー」。

タイトル:「はじまりのボーイミーツガール」
2017年12月16日(土)シネマカリテほかにて全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
公式サイト: https://www.hajimari-bmg.com/

Le coeur en braille

主人公ヴィクトールを演じているのは、映画「PAN~ネバーランド、夢のはじまり」のフランス版の主演声優や映画「ミモザの島に消えた母」のジャン=スタン・デュ・パック。2017年現在14歳のジャンですが、本作の時はめちゃめちゃ小さくて可愛らしい少年です。女の子の方が先に成熟するという意味で、マリーの方が背が高いのはわかりますが、親友やライバルのロマンよりも小さく、2歳くらい年下なのかと思うほど。しかし、顔立ちも綺麗でスタイルが良く、こういう小さい時には恋愛対象にもならなかった少年が、10代後半くらいから急成長して驚くほど美形になったりするんだろうなぁと、思春期における男女のパワーバランスを想像できるキャラクター配置がされています。
ヒロイン・マリーには、小さな天才バイオリニストとして活動する2017年現在14歳のアリックス・ヴァイヨ。映画は初出演になります。アーティストだからか、包み込むような柔らかさを感じさせる女優で、過酷な運命を突破しようとするマリーを重すぎず、感受性豊かに演じています。やはり、ヴァイヨの一番の見せ場はチェロのクライマックスの演奏シーンで、一旦楽器を持つと、表情が全然違い、彼女のチェロの音色と感情が溢れて止まらないという笑顔に魅了され、激しく心を揺さぶられます。

また、二人の恋愛だけでなく、それぞれが乗り越えなければならない問題や想いを抱えた親子のラブストーリーでもあるので、二人の気持ちもマリーの両親、ヴィクトールの父の気持ちも痛いほど理解ります。観る人の立場や年齢によって感情移入する登場人物が違い、後で話し合うと面白いかも知れません。もちろん、二人の小さな恋の物語も可愛らしさ満載で、12歳にして「女って・・・。」と男同士で語り合い、親友が恋をアシストしたり、12歳なりのデートの演出がなかなかにロマンティックだったり、キュンキュンして顔がほころんでしまうことでしょう。ヴィクトールが最初と最後では、男の子として気遣いができるようになり急成長しており、良い男になるかどうかは女次第なのだなと、女性には刺さる映画でもあります。嘘をつかれたって、秘密があったって、好きなものは好きなんだ!と軽く障害を乗り越えてしまう12歳という年齢のピュアさに、恋愛は本来シンプルなものなのだと、思い出させてくれる明日への活力に繋がるキラキラした初恋映画です。

いかがでしたか?
ボーイ・ミーツ・ガール映画の定番から少し変わったものまで3本ご紹介しました。並べて観てみると、主人公の男の子はずっとピュアなままですが、ヒロインの女の子は年齢が上がるにつれ、小悪魔度や辛辣さが増している気がします・・・。どの作品も、恋に落ちて世界が変わり、活力が湧いてくる素敵な作品ばかりなので、ぜひ見比べてみてくださいね。

(文 / Yuri.O)