耳の痛いお話。英語のできない日本人~韓流・華流ドラマのススメ 韓流・華流ドラマで世界と日本を知る3

日本人の9割が間違える英語表現100 (ちくま新書1230) | キャサリン・A. クラフト, Kathryn A. Craft, 里中 哲彦 |本 | 通販 | Amazon

英語のできない日本人。日本人は英語ができない、ということは日本人にとってのウィークポイントですよね。巷にはなぜ日本人が英語ができないのかという分析を書いた記事があふれ、何日で、あるいは何ワードで英語が喋れるようになるというテキストがたくさん出てきます。本屋へ行くと英語の学生向けの参考書や、資格合格指南本だけでなく、どうすれば英語ができるようになるかの本がずらりと並んでいます。それだけ英語ができないことを日本人は認識しているのです。

さて「大丈夫、愛だ」でチヘスとチャンジョエルの沖縄の旅行に行くことはすでに言いました。そこで夕食をとるのですが、ヘスが英語で「お会計お願いします」といいます。「はい」と日本人の店員は堪えるのですが、英語で「割り勘で」というと、店員さんは日本人スマイルで首をひねります。ジョエルが日本語で「割り勘です、割り勘」と言い換えると、店員さんは「ああ、はい!」とサービスを続けます。

英語の会話ができない、いかなる時もなぜか笑顔。何気ないシーンで作り手側に他意はないのかもしれないのですが、(特に欧米人から)よく指摘される日本人の面ですね。韓国の人も日本人のことをそう思っているのでしょうか……。何はともあれ英語のできない日本人代表として耳の痛いシーンでした。

ちなみに、日本でも小学生の英語必修化を巡って議論が白熱、そして、小学生からの英語必修化が決まった我が国ですが、韓国では、随分前から小学生の英語必修化を行っていました。余談ですがかつて韓国の留学生の方に「韓国は英語が小学生から必修なんですよね。英語が苦手な私には耐えられないかもしれないです」と言うと「あれは私の一学年下の人からなんですよ」とおっしゃっているのを思い出しました。その方は日本語学校へ行き、日本の大学を出て、大学院という道をたどってましたが、彼女曰く自分は英語よりも日本語の方が好き、英語は苦手、なのだそうです。そのお国柄というのももちろん存在しますが、その人それぞれによって得手不得手はそれぞれ。

私のように、そして彼女のように英語が苦手な人のためにも、小学校の英語は親しみやすい、使い勝手の良いものにしてほしいものです。