皆大好き!クロエ・グレース・モレッツの魅力溢れる作品総まとめ!

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クロエ・グレース・モレッツ主演の最新作映画「フィフス・ウェイブ」が、2016年4月23日に劇場公開されました。
大きな瞳に、アヒル口、童顔と、日本人に好まれる愛らしいファニーフェイスで、日本だけでなく、世界中で絶大な人気を誇るクロエ・グレース・モレッツ。
彼女の存在を知ったのは、クロエが映画「キック・アス」のヒット・ガール役を演じた時という方が多いのではないでしょうか?
今回は、クロエが映画「フィフス・ウェイブ」が、意外にも大作映画での初主演ということを記念して、これまでの出演作と彼女の魅力に迫っていきたいと思います。

ヒット・ガールで大ブレイク!映画「キック・アス」

キック・アス (字幕版)

主演はアーロン・テイラー・ジョンソンです。しかし「キック・アス」と言えばクロエ・グレース・モレッツというくらいクロエ演じるヒットガールが主演ばりに大活躍していて、彼女の天使ぶりとアクションが素晴らしいです。ストーリーは、アーロン演じるスーパーヒーローに憧れるオタクの高校生・デイブがインターネットで購入したスーツとマスクを身に着け、DIYヒーローとして街を守っていくうちに、本物のヒーロー並みに高度な訓練を受けた父娘デュオのクロエ演じるヒット・ガールとニコラス・ケイジ演じるビッグ・ダディに出会い、街の犯罪組織と戦うことになるというお話です。ニコラス・ケイジ×プロデューサー・ブラッド・ピットというだけあって、超本気でヒーローコメディー作りました!というライトだけれど濃い内容に公開当初からミニシアターからクチコミが拡がり大ヒットした作品です。デイブの人間力だけでマーベル級のヒーローになろうとするへなちょこヒーローぶりに笑い、完全に大人顔負けの身軽さとすばしっこさを兼ね備えたクロエ演じるヒット・ガールのアクションに圧倒され、ビッグ・ダティの壮絶な運命に度肝を抜かれる今までに観たことのない新しいヒーロー映画です。

タイトル:「キック・アス」
2010年12月18日(土)シネセゾン渋谷ほかにて全国ロードショー
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト:http://www.kick-ass.jp/

まさに絶望の中の天使!映画「早熟のアイオワ」

早熟のアイオワ DVD

主演は、ジェニファー・ローレンスです。オスカー女優のジェニファー・ローレンスが17歳、彼女の末の妹役を演じたクロエは、映画「キック・アス」のブレイク前の10歳の時の作品です。この二人が大ブレイクした事から、2014年にやっと!日本に入ってきて、ミニシアター系列で期間限定で上映されました。ストーリーは、ハリウッドで女優としても活躍しているロリ・ベティの自叙伝的映画で、70年代後半のアイオワを舞台に、母親が売春婦で家はドラッグのディーラーがポーカー賭博やセックス目的に毎日やってくる“ポーカーハウス”という過酷な環境の中で、ローレンス演じる14歳のアグネスが、2人の幼い妹たちを守りどうにか生き抜こうと必死にもがくというストーリーです。自叙伝映画なので、正直言って絶望しかないお話で悪い大人しか出てこないのですが、その中だから余計に、ローレンスのハンサム・ガールぶりやクロエの天使ぶりが際立っています。3姉妹が無邪気に車の中で爆音でミュージックをかけて、リズムをとりながら踊るシーンやクロエがバーでオレンジジュースの中のチェリーを見つめるシーンは、まさに絶望の中に舞い降りた天使!主演のローレンスの全身から感じられる怒りの演技はこの頃から凄まじく、ハリウッド注目の二代若手女優の原点を観ることの出来る作品となっています。

タイトル:「早熟のアイオワ」
2014年2月22日(土)シネマカリテほかにて全国ロードショー
配給:THE POKER HOUSE
公式サイト:http://www.at-e.co.jp/2013/iowa222

背伸びした女の子の初めての一人旅を描いた「HICK ルリ13歳の旅」

HICK-ルリ13歳の旅 (字幕版)

主演はクロエ・グレース・モレッツです。共演には、エディ・レッドメインほかです。クロエ演じる13歳のルリは、アル中の両親に見放され、TVの映画を観て、退屈な毎日から現実逃避をして生きています。そんなある日、遂に、母親と父親が続けざまに蒸発してしまいます。家に一人取り残されたルリは、憧れの地ラスベガスに向かう決断をします。夢の地ラスベガスに向かう13歳の少女が、旅の道中、様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも、成長を遂げていく青春ロードムービーです。こう書いてしまいますが、ワクワクする少女の旅のように思えてしまいますが、ストーリーは、絵に描いたような家出少女の転落劇で、「まぁ、アメリカで一人で旅したらそうなるでしょうね。」というルリが想像していたbadな方向へ進みます。それでも、ルリ役のクロエがとにかく瑞々しくて、大人っぽく振る舞おうとしているルリが可愛くて、彼女のクルクル変わる表情にヤラれてしまいます。子どもなのだけれど、大人になろうと背伸びをして、色んなものにダイレクトに感化されていくルリを、同じく子どもと大人の狭間にいるクロエが、完璧に体現しているのが素晴らしい作品です。この作品で、後のオスカー俳優エディ・レッドメインと共演出来たことも、クロエにとって、大きな収穫となったように思えます。

タイトル:「HICK ルリ13歳の旅」
2012年11月24日(土)ヒューマントラスト渋谷ほかにて全国ロードショー
配給:アニープラネット

マーティン・スコセッシが温かな映画愛を描いた映画「ヒューゴの不思議な発明」

ヒューゴの不思議な発明 [レンタル落ち]

エイサ・バターフィールド主演です。1930年代のパリを舞台に、駅に住むバターフィールド演じる孤児の少年ヒューゴが、亡き父の遺したからくり人形を巡り、クロエ演じる不思議な少女イザベルとベン・キングスレー演じるジョルジュと出会い、からくり人形に隠された秘密を紐解いていくという奇跡のファンタジー映画です。普段、アウトローな作品のイメージが強いマーティン・スコセッシ監督が、子どもを主人公にファンタジーを?というのに興味をそそられ観てみると、これまでのスコセッシ監督の作品からは、想像も出来ないくらいの魔法の世界が広がっていました。人が創り出す美しい魔法です。映像は細やかで美しく、大きな駅と映画の世界を、旅するヒューゴとイザベルという小さな案内人、そしてワルツのような美しい音楽。その中でクロエは、今までの作品の中で一番と断言できるくらい、こんなに可愛い子だったっけ?というほど表情豊かで、主役のバターフィールドを食ってしまう勢いの存在感を放っています。パパ・ジョルジュとからくり人形の謎が全て明かされるシーンでは、こんな事が本当にあったら!と思ってしまうくらい、映画の世界に入り込み、涙が溢れるほどの感動に出会えます。世代から世代へ、映画を繋ぐというスコセッシ監督の映画愛に溢れた作品です。

タイトル:「ヒューゴの不思議な発明」
2012年3月1日(木)TOHOシネマズ有楽町ほかにて全国ロードショー
配給:パラマウント
公式サイト:http://paramount.nbcuni.co.jp/hugo/special/

ティム・バートン作品でオオカミ少女を熱演!映画「ダーク・シャドウ」

ダーク・シャドウ(字幕版)

主演はジョニー・デップです。時は1972年。200年の眠りから目を覚まし、ヴァンパイアとして子孫の前に表れたデップ演じるバーナバス・コリンズが、かつては名家だった一族が没落してしまったのを目の当たりにし、一族の復興をと、あの手この手でコリンズ家に珍騒動を巻き起こすデップ&ティム・バートンコンビの新たな魔法が炸裂するダーク・ファンタジー映画です。本作は、TVシリーズのリメイク版でバートン監督が、ヴァンパイア、狼人間、幽霊、魔女など、アクの強いキャラクターたちを、よりダークに、パンチの効いたスパイスを加え、生まれ変わらせた作品に仕上がっています。魔女の陰謀によって狼人間にされてしまったコリンズ家の娘キャロリンを演じたクロエは、どんどん可愛く、どんどん演技が上手くなっている最中で、彼女の登場シーンの度に画面に惹き込まれました。映画「アダムス・ファミリー」を知っている方には懐かしさと、知らない方には、これがそれになるのかなと思える完成度の高い作品です。

タイトル:「ダーク・シャドウ」
2012年5月19日(土)丸の内ルーブルほかにて全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザーズ
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/darkshadows/index.html

あの名作をリメイク映画「キャリー」

キャリー (字幕版)

主演はクロエ・グレース・モレッツです。スティーヴン・キングの同名小説で、1976年に公開された映画「キャリー」でシシー・スペイセクとパイパー・ローリーが圧倒的な怖さで演じた作品を、娘キャリーをクロエが、狂信的な母親役をジュリアン・ムーアが演じ、リメイクされました。原版と比べると、今作はホラー要素より、一人の少女の母娘ものと青春ものの要素が強いです。昨今、キャリー母娘の様な悲劇的な事件が珍しくなくなってしまったため、禍々しいホラーというよりは、キャリーを取り巻く環境が、妙にリアルに感じてしまいました。クロエは、何をやっても外見が可愛いので、スペイセクと比べると怖さは足りないですが、テレキネシスを使えた時の無邪気な喜びと、力を持つ者の支配的な表情を、同時に上手く表現出来ていて、良いです。クライマックスのプロムのシーンの、キャリーの喜びと、悲劇に変わるまでの張り詰めた緊張感と、キャリーの怒りが爆発して会場を襲うまでがとても丁寧に描かれていて、画面に釘付けになります。1時間半と短く、青春ものなので、ホラー映画が苦手な方にもお勧め出来る作品です。

タイトル:「キャリー」
2013年11月8日(金)新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ

映画「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」

映画 If I Stay イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 クロエ・グレース・モレッツ ポスター 約90x60cm 写真 Chloë Grace Moretz

主演はクロエ・グレース・モレッツです。クロエ演じる17歳のミアは、交通事故で家族を全員失い、彼女自身も昏睡状態になってしまいます。幽体離脱状態になっているミアからは、恋人や友人、祖母がミアの生還を祈っているのが見え、自身も昏睡状態という過酷な状況の中、思い出されるのはこれまで生きてきた17年の人生。そして、そうとは気づかずに手にしていたたくさんの幸せ。しかし、生き返ったとしても溢れるばかりに愛情を注いでくれた両親も可愛くて仕方がなかった弟は、もうこの世にはいません。生きていくのには余りに辛すぎる現実に、ミアは、生か死か―どちらを選ぶのでしょうか?本作は、まさにクロエと同世代のティーン向けに作られた作品であり、クロエにとっては、初めてがっちり恋愛ものでもあります。彼女の透明感ある瑞々しい演技とアイドル性が十分に堪能出来る青春映画でもあります。残念ながら、日本ではあまりヒットはしませんでしたが、10代の方たちに、今手にしている幸せと生きることについて考えてもらいたいという意味で、お勧めしたい作品です。

タイトル:「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」
2014年10月11日(土)新宿バルト9ほかにて全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザーズ
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/ifistay/

大物女優たちの中でもキラリと光る演技を魅せた映画「アクトレス 女たちの舞台」

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主演は、ジュリエット・ビノシュです。共演には、クリステン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツです。大女優として知られるビノシュ演じるマリアは、クリステン演じる忠実なマネージャーのヴァレンティンと共に、二人三脚で日々の仕事に挑んでいました。そんな中、マリアはかつて自身が世間に認められるきっかけとなった作品のリメイクをオファーされます。当然、主役だと思っていたマリアでしたが、その役柄は彼女が演じた若き美女シグリット役ではなく、彼女に翻弄される中年の上司、ヘレナ役でした。若い主人公の配役は、既にハリウッドの大作映画で活躍するクロエ演じる若手女優のジョアンに決定していました。永遠に輝くことが使命とされる女優という職業を生きる彼女たちの“女の虚実が入り混じる傑作”映画です。ストーリー展開は、マリアが、昔演じた役と今の役に翻弄され、若いマネージャーにも、それを重ねてしまい、マリアにも、失っていくものと得たものがあるのに、時の流れの速さに失ったものばかりを見てしまい、歯車が狂っていくというお話です。この作中で、クロエは、大女優ジュリエット・ビノシュと若手きっての演技派になりつつあるクリステン・スチュワートの中でも、陰ることのない奔放な明るさと魅力を放つ若手女優を圧倒的な存在感で演じています。ビノシュもクロエも、女優さんが女優を演じているので、リアルな魅力の光り方が素晴らしいです。実際のクロエは、劇中のマリアとはどちらかというと逆で、スキャンダラスな恋愛をしているわけでもない、遅刻や問題発言だらけなわけでもない、どちらかというと優等生で等身大のティーンなので、今までに観たことのない、でももしこうだったらというクロエを観る事が出来ます。スイスのマローネのヘビの景色が荘厳で美しく、3人の女優たちの競演が観ることの出来る女性にお勧めの作品です。

タイトル:「アクトレス 女たちの舞台」
2015年10月24日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショー
配給:トランスフォーマー
公式サイト:http://actress-movie.com/

いかがでしたか?
こうして作品を追ってみてみると、映画「キック・アス」以前の映画「早熟のアイオワ」の時代から、主演にこだわらずに、ジェニファー・ローレンスやエディ・レッドメイン、最近だとジュリエット・ビノシュといった名だたる俳優陣と共演していて、監督という面から見ても、マーティン・スコセッシ、ティム・バートンといった著名な監督や共演者のもとで、着実に経験を積み、実力をつけていっているのが分かりますね。
クロエの作品選びには、最近まで彼女の母親がかなり強く関与していて、インタビューでクロエが「私より先に台本を読んでるわ。」と言っていました。また高額なギャラを貰っていても、洋服などはファストファッションなど普通のティーンが買える値段のものしか買わせて貰えず、デートにも両方の親が車で現地まで送迎するほどです。しかし、そんな風に育ててもらったからこそ、今やクロエは、ティーン憧れのファッション・リーダーでもあり、演技や自分の周りの環境について、深く考え、それを演技に反映させる素敵な女優さんへと成長していっています。洋服については、最近やっと高価なものも少しずつ買わせて貰えるようになったそうです(笑)
そんなクロエが最新作では、遂にハリウッド大作の壮大なパニック・SFミステリーの主演に挑みます。
最新作「フィフス・ウェイブ」は、現在絶賛公開中ですが、観る前でも観た後でも、彼女の作品をおさらいしてみると、彼女の魅力により近づけるかも知れません。
世界中を魅了する19歳のクロエ・グレース・モレッツから、今後も目が離せませんね!

(文 / Yuri.O)